世の中には、やる気に満ち溢れた人、逆にやる気のない人。
いますよね。
でも中には、やる気はあったんだけど・・・?というパターン。
例えば、学生時代に夏休みに入った最初は、宿題を早く終わらせるという計画を立てたけど。
何日かしたら、やる気がなくなって、休みの終わる頃にやっと手を付けた。
初日とか、やる気MAXだったのですが、今日はまだ時間あるし、プールへ行こうとか先延ばしにしていくうちに、宿題やる気が消えていく感じ。
そんな経験ありませんか?
実は、やる気には賞味期限がある。それだけでも知っていると役に立ちますね。
そんなお話を致します。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
では、どうぞ。
目次
やる気の秘密と賞味期限について
やる気の賞味期限とあえて書きましたが、消費期限ではありません。
つまり、やる気が続く人もいます。
その違いは、なんだと思いますか?
それを説明するため、やる気を次の様に分類してみました
やる気度 | ぼー | その気 | やる気 | 本気 |
賞味期限 | ー | 24時間 | 3日間 | ー |
これは、やる気度というか、やる気エネルギーの差、気持ちの温度差ですが、低い順に説明しますね。
1.ぼ~と生きている
やる気エネルギーとしては最低ランク
何かを新しくやるにはエネルギーが必要。
でも、毎日の同じ生き方を繰り返しているのでエネルギーは使わなくてよい。
今までの過去の自分で生きているのです。
でも、決して怠けている訳ではありません。
ぼ~と生きていることに意欲的で、本気で人生をかけて、ぼ~と生きているのです。
2.その気になる
この状態には、なりやすい。
みなさんも、経験ありますよね。
でも、すぐにその気持ちが冷めてしまいます。
その気の場合、賞味期限は最大24時間程度と言われています。
3.やる気になる
その気を放っておかず、もしくは周りからの応援でだんだんとエネルギーが増した状態や強い感化力をもったメンター等に影響され、強い意欲をもった状態がやる気です。
でも、ここが天下分け目の関ヶ原。
よく三日坊主等ともいわれているように、そこで油断して気持ちを放置したら負けです。
実はやる気の賞味期限は3日程度と言われています。
4.本気になる
やる気のエネルギーが高まると稀に本気となります。
こうなると、ちょっとでは気持ちの温度は下がりません。
ほっておいてもやる気は継続します。
やめろといっても、やめない感じです。
そんなやる気を持つには条件があります。
やる気は意欲と勇気が備わっている状態
やる気は、それをする意欲と勇気が備わっていると持てます。
でも、意欲か勇気の一方が欠けると、ボーと生きることになりがちです。
どちらが欠けてもダメなようです。
また、やる気をなくすメカニズムというものが存在します。
それは、強制的にやらされること(HAVE TOの状態)や人からの影響です。
人からやらされる時は、意欲がわきませんよね。
それから、学生の時、部屋で勉強をする気になって取り組もうとするときに限って、急に親がきて「宿題やりなさい」と言われたことありませんか?
そんな時は、ほんとにやる気だったのに、急にやる気がなくなったんです。
何故かわかりませんが・・なくなるんですよね。
本当に不思議です。
やる気がなくなると、ぼーと生きる人生に逆戻りです。
それともうひとつ。
やる気の賞味期限が3日間と言いましたが、3日以上やる気が続かない原因に3日坊主システムがあります。
どんな人も影響を受けていて、実に厄介な存在です。
学術用語で、認知的不協和と言います。
別名、言い訳システムと言い、とにかくやりたくない理由を探し、言い訳したくなります。
最初に夏休みの宿題の話をしましたが、このシステムが頭の中で作動するとこんな感じになります。
<心の中の言葉>
毎日、宿題の事を考えるのはストレスだ!
↓
まだ、夏休み始まったばかり、今やる意味なくない?
↓
ストレスのない幸せに生きるために、本当は宿題あるけど、なかったことにしよう!
こうして、言い訳システムが、目標やゴールをないものとして判断してしまう働きにより目標を失い、やる気がなくなってしまうのでした。
このシステムは、2つの相反する物事を突き付けられたときに作動します。
今の例でいえば、宿題やりたくないとやらなくてはならない。
この時、意志が弱いとやらなくても良い理由の名人になってしまいます。
だめな自分でよい、自分を守ることに天才的。
やれ得ない理由、できない理由、やらなくて良い理由
やったことない、知らない、できないことに関して超クリエイティブになっちゃいます。
意欲とは、自分の未来に期待すること
このやれない理由の根拠は、過去の自分の経験・記憶にあります。
逆に、やれる理由は未来にあります。
未来に生きようとする目的があれば、実際はどうなるかわかりませんが、自分に期待できます。
未来は、どうせ何をやっても無理、悪くなると思えば生きるのがつらくなりますよね。
例えば友人に、あなたは5年後ダメになる、とは絶対に言わないですよね。
相手から言われたら、怒ってけんかです。
なのに、自分に対してはそれを言っている。しかも、意外に平気な感情で。
そして、自分自身の未来に不幸となりたいと思い、生きることはつらいことです。
まさに病気になります。
あなたは、過去の自分にわくわくできますか?
例えば、二年前の自分にわくわくしたりできますか?
できませんよね。
過去にはできませんが、未来にはわくわくできます。
それを意欲と呼びます。
将来何かで成功したい。
やれるかどうか、できるかできないかではなく、やると決める
目的やゴールが決まった時に、やる気が起きます。
そして、できるという根拠のない思い込みも大切です。
その心の温度が熱くなると本気になり必死に生きれるようになります。
ただし、気を付ける存在があります。
その名は、ドリームキラー。
ドリームキラーとは、特に身近な存在である家族や友人が、悪気なくその人の事を思って善意で否定してきます。
本気で夢を叶えたい等、やる気に満ち溢れている時に、ドリームキラーによってやる気がとられ、ぼーとした人生に逆戻りすることもよくある事象です。
やる気についてのまとめ
やる気とは、意欲と勇気が備わっている状態
でも、意欲か勇気の一方が欠けると、ボーと生きること。
やる気をなくすメカニズムというものが存在します。
それは、強制的にやらされること(HAVE TOの状態)や人からの影響。
やる気の賞味期限が3日間。
3日以上やる気が続かない原因に3日坊主システムがある。
意欲とは、自分の未来に期待すること
将来何かで成功したい。
やれるかどうか、できるかできないかではなく、やると決める
目的やゴールが決まった時に、やる気が起きる。
そして、できるという根拠のない思い込みも大切。
その心の温度が熱くなると本気になり必死に生きれるようになれる。
でも、ドリームキラーには気を付けてください。