みなさんは、心とは何か?考えたことがありますか?
今日は、ぶっ飛んだ説を用いて、心とは何か?脳の記憶との関連も含めて、
心の仕組みの初級編、解説しちゃいます。
それでは、どうぞ!
目次
心を理解するための壁とは何か?夢との関係は?
ある暖かい春の日の明け方、夢を見ました。
おひさまが輝いている公園で、ぽかぽかと気持ちよくお昼寝。
もっと、寝ていた~い。
そう思った瞬間に目覚まし時計が鳴り、目が覚めちゃう。
ほんとに悪夢の時は、なかなか夢の世界から抜け出せないのに、良い夢の時に限ってタイミング良く何かに目を覚まさせられる悔しい感じの思い。
そんな事ありませんか?
時には、金縛りと言う恐ろしい現象に遭遇するときも(怖!)
いや~。本物は未だに見たことはないけど、金縛りにあったときは焦りました。
なんで、夢の話をするかと言うと、それが私が心とは何かを深く考えるきっかけになったからです。
幼い時から、何で心は苦しくなるのか? なんで、楽しくなるのか?
心とは「何か?」を知ろうとずっと学びをしてきましたが、わからない。
本当にわからないんです。
でも、夢を見て、じっくりとその本質を考えると、実は恐ろしい結論にたどり着いちゃったんですね。
夢を見ている間は、頭の中で作った世界で生きていた!
何を当たり前の事、言っているんだ! と思うでしょう。
私もそう思います。 しかし、よ~く考えてみてください。
今、見ていない世界を現実の様に見ている。
私達はまるで、ビデオカメラで撮った映像を家に帰って、テレビで再度みている様な事を実際にやっているのです。
これが、心を理解するためのひとつの壁と言われています。
今日はその壁の正体を知っていただくだけで、みなさまの生き方が変わる。
そんな学びにつながっていただけたらと思い、このブログを書きました。
五感情報と脳記憶の関係とは?
私達は物事に対して、どのようにして、見て、感じて、考えているのでしょうか?
例えば、目の前にミカンが置いてあります。
私も大好きな、あま~いミカン。
触感は、舌で転がる感じ。においは、酸っぱい爽やかな臭い。
手で向くときの触感は柔らかく、表面はざらざらとした白いひげの様なものに囲まれている。
見た目もジューシーな色合い。
ミカンを食べるだけでも、自分の五感をフル稼働させて体験しているという事なんですよ。
このシーンをもう少し、言い方を変えてみます。
目の前のミカンを食べました。
おいしい!甘いな。
この前食べたものと比べて、今日も美味しかった。
そう感じたあなたは、この瞬間に目の前の刺激と過去の記憶をぶつけた二つの世界を生きていることに気が付きます。
そうなんです!
人は、五感で感じた刺激と過去の記憶を常に使って生きています。
ここから、少し難しい話をします。
例えば、私達は目でものを見る時、実は目に入ってきた光の情報を網膜で電気信号にし、脳の神経に伝えています。
同じ様に、耳で聞いた音も電気信号で脳に伝えてるし、触感も味覚も嗅覚でさえも電気信号で脳とつながっています。
五感で感じたすべての刺激は、電気信号になり脳の神経系に伝わっているのです。
では、脳に伝わった電気信号を脳が処理をして、美味しいとかを感じているので、脳は心なのか? それは違います。
脳も同じ神経の塊です。
だから脳は心ではありません。
先ほど、夢の話をしましたが、脳は記憶装置と思っていただければ良いかと思います。
つまり、脳は感じたり考える場所ではないという事なんですよ。
とはいっても、心とつながっているのは間違いない。
なぜなら、夢を見ることができるから。
過去に見たことのある景色が出てくるという事は、心は脳神経と、どこかでつながっています。
私は、別に医者でも科学者でもありません。
だから、表現が誤っているかもしれません。
でも、素人だからこそ、失うものが無いからこそ、言えちゃうこともあるんです。
心は脳の記憶と意識で創られている
ぶっちゃけ、未知の世界ですが、この世の全てのもは原子や電子、もっと細かく言うと量子でできています。
脳量場理論と言う説によると、その量子の集まりが頭の中で巨大な雲のような繋がりとなり、意識と言う場を作った結果、心が生まれたという事みたいです。
ぶっ飛んでますよね!
しかし、仮にこの説を使うと、話がしやすくなるので続けます。 続けちゃいます(笑)。
この話では、脳神経の周りに、電気的な雲のような量子の塊(意識)が囲んでいる状態、それを心としています。
言い換えると、心は、記憶装置である脳神経と意識である量子の塊でつくられている。
だから、五感で感じたすべての情報(思い出・経験)を電気信号に変えて脳に送っているのであれば、電気情報の流れは次のようになります。
身体の器官で感じた五感の刺激⇒神経⇒電気信号⇒脳神経⇒量子の塊(意識)。
これって、ものすごくないですか?
なぜなら、私たちの心(脳の記憶と意識)は、外の世界とは直接つながっていない、という事なんです。
私達は、身体で(五感)で感じた外の世界の刺激(電気信号)情報のみで、自分の心の世界をつくっているんですよ。
マトリックスという映画を見たことはありますか? まさにその世界。
私達が知っている世界。この世界は、実は自分の心の中の世界の事なんです。 難しいですよね。
自分と周りの人の心の世界は違うとも言えちゃいます。
例えば、春に桜を見て花の美しさを語る人もいれば、絵や写真にしたい、桜餅を想像する人もいるかも知れません。
それぞれが見ている世界が違う。
ちなみに、私は桜餅(こしあん)が好きです。
すいません脱線しました。
何といえば、わかりやすいかな? 五感の感受性・感度の違いにより、人は作る世界が変わるという事なんです。
同じ景色を見ていても、何を見て、何を聞いて、何の香りを楽しみ、何を味わい、何を感じるか! その受け取り方と、その時の記憶で、自分の心の世界が創られちゃうんです。
私は専門家ではないのですが、これって、めちゃすごいことなんですよ。
どうゆう事か?
例えば、何かのきっかけで自分の心が暗く落ち込んでいる。
もし、そんな事があった時にどうしますか? ここで言うと、外部の刺激により体験した電気信号が脳の記憶と意識で悲しいと変換されている状態。
なので、自分の気持ち(心)を変えようとしても、なかなか復活できません。
つまり、気分を変えるポイントは2つ。
ひとつは、外部の刺激(環境)を変えること。
もうひとつは、これは自動的に脳が五感と記憶により変換された悲しいという感情を受け流すこと。
その感情は悪だと切り捨てるのではなく、そういう感情を受け取った(味わった)うえで、それは過去の記憶から成り立った感情。
これからの未来には必要ないと受け流す感じです。
受け流す感じとは、サッカーで言う、スルーパスの様なプレーのイメージです。
ボールが来たのはわかる、でも自分が受け取ると敵にボールを取られる可能性が高い、だから点を入れるために自分はそれを受け取るふりをして、実際は受け取らないで敵を欺く感じです。
これが自分の心の中でいつもできていたら、人生を生きるのがだいぶ楽になるのかな?
ただそれが大変なので、世の中にはカウンセラーや心理学が必要なのです。
まとめ(心と脳と意識の関係とは?)
だいぶ話がそれてしまいましたが、内容をまとめてみますね。
1.心とは、脳器官による記憶と、量子(電気信号の雲の様なもの)による意識とで成り立っている。
ちなみにここで言う量子の雲は、水槽に入れた水の様なイメージです。
様々な周波数の波を水に向けると、いろいろな波紋が水面に現れます。
どの様な波も受け入れて合成してしまう、そんな感じです。
例えば、猫がにゃーにゃー鳴いている。
猫は視覚情報、鳴き声は耳の情報。
それぞれの情報が電気信号で脳に流れても、それを猫が鳴いているという情報に脳では置き換えれません。
一歩、上空から俯瞰する(眺める)ような働き、言い換えると抽象度が高い情報を扱えるのが意識と言えます。
言い換えると、水槽の水のような場所でいろいろな情報がひとつのまとまりとなって認識されているわけなんです。
2.心とは、外部の世界で感じた刺激(五感等)により造られた世界。
私自身が見ている世界は、心の中の世界です。
したがって、この世界を分析できれば、自分の心とは何か?
ある程度知ることができるでしょう。
みなさんが心の中で、何を感じていますか?
自分を知りたいときは、目の前の世界にはどんな要素があるか考えましょう。
目の前の世界(五感で感じる世界)は、自分の心の世界と同じ。
よく、周りの現象は自分の映し鏡といわれたことはないですか?
自分が周りの状況を作ったという見方もできますし、周りの状況が自分の世界とも言えます。
今日は心の仕組みを、ぶっ飛んだ表現でまとめてみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。