今日は、私の師匠のひとり、横川さんについて書きます。
横川さんは、自分が日本一になり仲間を日本一にする。この理念を掲げ、全国20都道府県、170回開催 参加者数 3000名以上の参加(2021.6.24現在)があった日本一のランチ会を主宰されています。
私が横川さんと出逢ったのは、平成25年の9月。当時、神田で開催された日本一のランチ会後の懇親会でした。(笑)
ランチ会は仕事で参加できなかったので、横川さんにお逢いしたくて、懇親会だけでも参加したいと伝えたら了承してくれたのが最初の出逢いです。
そしてなんと、たまちゃんもその場にいました。(実は横川さんと友人でした。)
横川さんは、クールな感じで、物事をロジカルに受け止める方なので、私に気を使わせず楽に接してくれました。
それから翌年の2月には、名古屋で開催されたランチ会にやっと参加できました。
ランチ会では、人もお金も仕事も引き寄せる、すごい自己紹介の秘訣を伝授していただき、自己紹介の奥深さと実践に生かせる学びをさせていただきました。
それからのお付き合いになりましたが、横川さんのもう一つの軸である、3か月間の文字化力強化合宿(第一期)にも参加し、思考を文字化することで人生の主導権を取り戻す訓練をさせていただきました。
私が文字化に興味を持ったのは、ある会社の社員の時、会社側の立場で労働組合との協議結果を文書にする仕事をしていた時期があったからです。
その文書を書く時、労使のお互いが口頭で発言を交わした内容をそのまま単純に文字にすると言葉が足りないのです。
よく情報量の違いの表現で言われることですが、情報量が多いのが動画(映像)、次に静止画(絵や漫画)と音声、最後に文字の順番になります。
話し合いが行われた状況を見ている自分は、動画をみているのと同じで多くの情報が得られます。
話している言葉(音声)だけではなく、その場の雰囲気(話す人の表情や会場の空気感)や過去の経緯なども踏まえて文字にしないと正確な文書にならなかったのです。
例えば、台風の影響でリンゴの実が落ちてしまい、収穫量が減ったので1個500円のリンゴを千円で売りたいと農家が電話で八百屋に言ったとします。
後日、農家の家に八百屋が行って、こんな会話をしました。
八百屋:こんにちは、今回のリンゴ、1個千円で引き取ります。5個売ってください。
農家:ありがとうございます。
単純なこの会話だけでは、単に千円のリンゴを5個売っただけの話で終わってしまいますが、本当はその背景があったのです。
会話をする本人同士では言葉にしなくても、以前に交わした内容の記憶があり、お互いが理解し通じ合っています。
でも、会話だけを文字にするとその内容だけでは本質には届きません。
文字というのは、あまりにも情報量が少ないので、一つの会話であっても、頭の中にある前提条件や記憶による補足事項を文字化して情報量を増やさないと違う相手には物事がうまく伝わらないのです。
文字化の利点は、今まで頭の中で漠然と考えていたことも文字にすることで、何が漠然としていたのかがわかり、その内容について情報を増やしていくと考えが整理できてしまうことです。
その横川さんがメルマガやhimarayaで通勤中に気軽に聞けるくらいの音声発信をしていますので、時間のある時は、ぜひメルマガへの登録や音声を聞いてみて下さい。お勧めします。