私が新入社員だった約25年前、人前で話をするのが苦手でした
当時、今の様にインターネットがない時代。書店で購入した本がきっかけで出逢ったのが江川先生でした。
住んでいた横須賀から通うのは遠かったのですが、毎月、新宿の日本話し方センターへ学びに行きました。
当時、通った土日クラスの講師は先生のお弟子さんである椎橋先生でしたが、いろいろなクラスの生徒が一堂に集まる講義があり、そこで江川先生のお話を直接聴けたのが今でも記憶に残っています。
学んだことは、スピーチは方法を学び、訓練することで誰でもできるようになることです。
また、授業の後に、毎回希望者で懇親会をしていましたが、今でも鮮明に覚えていることがあります。
初めての授業が終わり、懇親会へ参加しました。
今まで人と話をするのが怖く、会社の懇親会でもいつも緊張してました。
ところが周りの人と何気ない挨拶をした後も不思議と話がはずみ、会話が続くのでした。
そして、なんだか居心地が良く。こんな懇親会ならいつも参加したいと思えるようになりました。
そのあとも、そこで出逢った人たちと3人で違う日に会って、ホテルの喫茶店で8時間くらい話をしたこともありました。
何故、そこまで話ができたのか?
それは、みんなが同じように話が苦手で学びにきた人達ばかりだから、みんな気持ちが一緒だったこと。
また、授業で人の話を否定しないルールがあったので安全に話ができたからです。
そこから学んだことは、お互いが認め合って話のできる場とルールがあれば、とても居心地のよいコミュニティが作れるという事。
それを江川先生、椎橋先生から学びました。
先生から直接学ぶことは、もうできませんが、今でも日本話し方センタはやっています。興味があればぜひ、お勧めします。